会社経営はキャッシュが全て。ファクタリングとは。
いくら業績が良くたって、現金がなければ何もできないし、最悪は倒産してしまう。
余剰資金を切り崩したり、社長が保険を解約してキャッシュを作ったり。銀行融資はすぐには決済おりないし。
でも支払いは待ってくれない。
で、最近よく聞くのは「ファクタリング(債権譲渡)」って言葉。
売掛金(未収金)を現金化してくれるんだけどなかなか使い勝手が良い。っていうかマジで現金化までが早い。資金繰りが楽になる。
ファクタリングの仕組み。
例えば。うちがA社に対しての売掛金がある。
入金になるであろう期日前までにどうしても資金が必要。という場合。
「債権売却」
ファクタリング会社に売掛債権(売掛金、未収金)を買ってもらう打診をする(申込み)。
↓
「審査」
たいてい通る審査を受ける。
↓
→審査落ち(終了。。。)
↓
「現金化」
買い取り決定。(手数料(だいたい2~10%)計算される。)
手数料が引かれた金額が入金される。
↓
「債権回収」
ファクタリング会社は売掛先(A社)から売掛債権を回収(3社間ファクタリングの場合。2社間なら大丈夫。)
個人の感覚では昔でいう街の手形割引屋の現代版

個人の感覚としては、売掛金を手数料を引いて買い取ってくれる昔でいうところの街の手形の割引屋。という感じ。
短パンはその昔、商業を学んでいたこともあり、なんか親父の会社調子悪いんじゃない?
って思って、当時親父の会社の約束手形を100万円振り出して街の割引屋に持ち込んだ事があった。
15分ぐらい待ったかな。
こわもてのいかにも!ってオッサンが出てきて、
「兄ちゃん、ごめんな。この手形どこから回ってきた?」
って言われたので、
「いや、見てもらって解る通り、裏書きないので直接受け取りました」
っていうなり。
「そおか。ごめんなこの手形はウチでは割れないわ。」
って言われた時、親父の会社は終わるな。って直感した。
まとめ。
ファクタリングのメリットデメリット。
メリット:
・キャッシュフローの早期改善。
・担保、連帯保証が不要。
デメリット:
・手数料が発生する。
・売掛金、未収金以上の調達はできない。
・3社間取引の場合、売り掛け先にファクタリング使用がバレる
・今はその手形割引じゃないけど、ファクタリングってインターネットで簡単にできるのね。海外じゃ当たり前の資金調達方法。日本でももっと使われる日が来るのかね。
別に違法な資金調達方法じゃないからちょっと困った時に使ってみるのもいいかもね。
